Casa Zapoteca
こんにちは!はじめまして。
近々OPEN予定のザポテックラグのお店、Casa Zapoteca店主のSumiです。
ザポテッラグといっても、日本ではまだあまり知られていないように思います。
ザポテックラグはメキシコ、オアハカ州テオティトラン・デル・バジェで生産されているラグの名称で、日本語だと、ザポテック、ザポテコラグ、サポテクラグ、サポテコラグ、羊毛タペテとも表記されています。現地ではTapete(タペテ)と呼ばれています。英語だとZapotec Rug (ザポテックラグ)と呼ばれています。
私のザポテックラグとの出会いは2年前、アメリカ、アリゾナ州のセドナです。
ふらりと入ったお土産屋さんで見たザポテックラグに一目ぼれしてしまい、
ラグを二枚お買い上げして帰りました。
当時、中古マンションをリフォーム中だった我が家、当初はセドナに見られるようなサウスウェスタンスタイルにしようと考えていたのですが、いざリフォームが終了してみると、洗面所に使ったタイルもメキシカンでした。アクセントカラーとしてターコイズブルーを使っていたり、気づけばすっかりメキシカンテイストに…もともとアメリカンネイティブに惹かれていましたが、実は元気カラーのメキシカンが好きなんだとやっと気づきました。
ナバホラグなどはどちらかというと赤や茶が主流で実は地味なんですよね。。。そして貴重なせいか高価で高いものだとうん十万とかしてしまい、手が出ない...汗
翌年にはザポテックラグの本拠地であるテオティトラン・デル・バジェ(Teotitlan Del Valle)を旅することに。実はそれまでメキシコには興味もなかったのですが、いつのまにかすっかりメキシコの虜になっていました(笑)
メキシコ、オアハカ州は村ごとに民芸品があるといわれているほど民芸品の宝庫。すべて手作りで昔ながらの方法で作られている民芸品はとても素朴で味わいがあるんです。
そして、オアハカ市内から車で30分ほどの小さな村、Teotitolan Del Valle(テオティトラン・デル・バジェ)にラグが作られている村があります。そこでは村のほとんどの人がラグ職人というまさに”ラグの村”。
まるでタイムスリップしたかのような昔ながらの長閑な風景と、ゆったりと流れる時間…
そこで出会った人たちはみんな陽気でハッピーで優しいかった。
あんなのんびりした生活をしていたらストレスとは無縁なんだろうなあ・・・
そんなところで生み出されるラグにはハッピー魂が宿ってるに違いない。
本当にそう思います。
実際にラグ職人さんのB&Bで数日過ごし、ラグを織る過程を見せてもらったり、
馬に餌やりを手伝ったり、犬と遊んでるうちに、4歳の娘もまだ帰りたくないといったほどです。正直言って日本のような便利さはなく、結構過酷な環境だったと思うんですけどね(笑)
トイレが外にあるとか...汗
彼らが心を込めて作るザポテックラグをもっと日本の人にも知ってもらいたい!!!そんな思いがふつふつと沸いてきてしまいました。
そして、その気持ちからっかけでこのお店をOPENすることになりました。

これがきっかけとなったセドナのお土産屋さんで買ってきたザポテックです。
我が家で最初のザポテックラグ。キッチンで愛用しています。
綺麗なターコイズブルーが印象的ですぐに目に留まりました。
お土産屋さんなので少々少々お高かったけど、お店の店主が言っていた言葉が印象的でした。
”100%ウール、100%ハンドメイドで、糸から手作りのラグは一生もんだよ!”
ザポテックの素晴らしさをこのブログを通じてお伝えできたらと思ってます。
買い付け旅のレポートも徐々にブルグに書き留めていきたいと思います。
ただいま、OPENに向けてHP制作中です。
しばらくお待ちくださいませ。
そして、100%ウール、100%ハンドメイドのザポテックラグのお店、
Casa Zapotecaをどうぞよろしくお願いします。
Casa Zapoteca 店主Sumi